ナレッジを定期的に積極発信へ
ドローンの空路整備事業を展開するトルビズオンは10月22日、増本衛代表取締役らがドローンの産業利用の実態などを解説するYouTubeチャンネル「ソラシェア・ドローン大学」で、ドローン事業のナレッジを継続的に発信すると発表した。
(トルビズオン提供)
政府が昨年12月に改正航空法を施行し、ドローンが有人地帯上空を目視外飛行する「レベル4」を解禁したことを受け、ドローンへの関心が高まっており、空の道事業を行うトルビズオンにも多くの問い合わせが寄せられ、多くの実証実験やコンサルティングを展開してきた。
しかし、日本でドローンを事業に活用する上ではまだ制限が多く、その制限の在り方は専門家の間でも意見が分かれている場合があるため、同社はこれまで現場で培ってきたドローンの経験とナレッジを社会に発信するとともに、ドローンを活用した事業を誰もが開始できるような支援の一環としてYouTubeによる情報発信を強化する。
さらに、空路整備サービス「S:ROAD」を活用している企業や、S:ROADの普及で協力しているスカイディベロッパーとの対談も公開する予定。
初回のリリースは10⽉21⽇で、「いつまでも始まらない!?ドローン物流 レベル4飛行の実態」をテーマに設定。改正航空法施行からレベル4飛行がどのように進んできたのか、制度の概要から解説していく。
今後の発信スケジュール
第2回(10月下旬予定)
「対談:【空の路上教習】を行う株式会社OMCN、その取り組みと今後の展望について」(仮)
第3回(10月下旬予定)
「カテゴリーⅡ(レベル3)飛行の許可・承認申請に関する説明会 ドローン事業者必見の内容完全解説します(前編)」
第4回(11月予定)
「カテゴリーⅡ(レベル3)飛行の許可・承認申請に関する説明会 ドローン事業者必見の内容完全解説します(後編)」
(藤原秀行)