PoCTECH、コールドストレージ・ジャパンと組み合わせ
企業の新商品開発支援などを手掛けるPoCTECH（東京都目黒区目黒、ピーオーシーテック）は10月23日、東京・有明の東京ビッグサイトで10月25日に始まる「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」の東京都政策企画局ブース「SusHi Tech Tokyo」で、コールドストレージ・ジャパン（神戸市）が保有する牽引型冷蔵・冷凍コンテナトレーラーに太陽光発電を実装活用した「COLD STORAGE Portable オフグリッドモデル」をブース出展すると発表した。
普通乗用車でもけん引できる小型の冷蔵・冷凍庫に、太陽光発電システムを搭載している。PoCTECHは“自立型ゼロエネルギー”の小型コールドストレージ稼働運用に世界で初めて成功したと主張している。
同機能を搭載したトレーラー「COLD STORAGEBOX Portable」は再生可能エネルギーによる発電・蓄電で自立運用するため、災害時の電力供給源としての運用も可能とみている。冷蔵物流網がない場所でも安価で低エネルギーの冷蔵輸送を実現し、未電化地域や発展途上国でのくらしの質向上を後押しする。
（藤原秀行）※いずれもPoCTECH提供
