有志団体CARTIVATORの挑戦を支援
情報システム・電子デバイス開発の都築電機は4月17日、「空飛ぶ車」の実用化に取り組む有志が集まった団体CARTIVATORの開発プロジェクトに協賛すると発表した。
同団体は2020年に空飛ぶ車「SkyDrive(スカイドライブ)」の有人デモフライト実施を目指しており、技術面などでサポートする見込み。
空飛ぶ車は渋滞解消や物流の効率化、災害時の救助・援助物資輸送迅速化などが期待されている。政府や民間の電機・自動車メーカー、ドローンメーカーなどは23年の事業化を目標に掲げ、技術開発や各種ルール整備などに取り組んでいる。
12年に活動をスタートした同団体は若手技術者ら100人超が参加し、トヨタ自動車やNEC、パナソニックなど約80社から支援を受け、機体開発を進めている。
「SkyDrive」のデザインイメージ(都築電気提供)
(藤原秀行)