API連携で事業者の利便性向上
インターネットショップを運営する事業者向けに発送代行サービスを提供するSTOCKCREW（ストッククルー）とGMOインターネットグループでネットショップ開設支援を展開しているGMOメイクショップは12月25日、業務提携と双方のシステムのAPI連携を開始したと発表した。
既に連携している主要なカートやモールとのAPIに加え、メイクショップとのAPI連携構築により、自動化発送可能な範囲をさらに広げる。
（両社提供）
業務提携により、ネットショップ開設支援サービス「makeshop byGMO」を使っているEC事業者に対し、STOCKCREWの発送代行サービスを容易に提供することが可能になる。
STOCKCREWは1万2000を超えるEC事業者が利用するmakeshop byGMOとAPI連携により、市場での販路を拡大するためのサポートを強化する。
API連携により、注文情報の連携から出荷後の送状番号の連携までCSVのアップロード作業などの事務作業を簡略化。5つの機能（商品管理、入荷管理、受注・出荷管理、在庫管理、請求管理）があるユーザー専用のSTOCKCREW受注在庫管理システムを無償で提供する。作業状況をリアルタイムで確認できる上、明細もダウンロード可能。
STOCKCREWはAMR（自律走行型のピッキング補助ロボット）を活用し、人とロボットが共働することで生産性と品質向上を促進している。オペレーションの統一で発送までのリードタイムを短縮できるため、午後2時までの注文を即日出荷できるようにする。
（藤原秀行）
