スズキ、空飛ぶクルマ開発のSkyDriveに追加出資

スズキ、空飛ぶクルマ開発のSkyDriveに追加出資

連携強め早期の実用化目指す

スズキと空飛ぶクルマや物流ドローンの開発を手掛けるSkyDriveは1月10日、スズキがSkyDriveに追加出資したと発表した。

スズキが昨年12月、SkyDriveの第三者割当増資を引き受けた。空飛ぶクルマなどの機体開発・製造を加速させるのが狙い。具体的な出資額は開示していない。

両社は2022年3月、空飛ぶクルマの事業化に向け連携協定を締結。同年9月にスズキがSkyDriveへ出資するなど協力を進めており、スズキの工場で24年春ごろをめどに空飛ぶクルマの製造を開始することを目指している。

1月9~13日の間、インド・グジャラート州で開催されているインド最大規模の投資誘致イベント「バイブラント・グジャラート」で併催している「先端技術見本市」に、両社が共同出展している。


先端技術見本市に出展している空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SD-05型)」の20%スケール前に並ぶスズキの鈴木俊宏社長(左)とSkyDriveの福澤知浩代表取締役(両社提供)

(藤原秀行)

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