業界団体プロジェクト、迅速な復旧・復興支援
東京理科大学発ベンチャーのイノフィスは1月15日、一般社団法人アシストスーツ協会の「災害復旧サポートプロジェクト」が被災地の迅速な復旧・復興を支援するため、ボランティア活動に従事している人ら向けに、同協会加盟の各社が活動時の身体負荷を軽減するアシストスーツ「マッスルスーツ」を無償で貸し出すと発表した。
希望する人は専用フォームから申し込む。アシストスーツ協会窓口で申し込み内容を確認の上、貸し出し可能なアシストスーツを選択。各メーカーから宅配で発送し、使用方法なども案内する。利用の終了後は、各メーカーまで着払いで返送してもらう。
アシストスーツは電動・非電動に限らず、運動・静止状態の身体にかかる作業負荷を軽減する目的で開発されたものを指す。物流、建設、製造、農業、漁業、医療、介護など様々な業界で活用が広がっている。
アシストスーツ協会は現在、イノフィスや倉敷紡績(クラボウ)、アルケリス、日本シグマックスなど9社が加盟している。
(いずれもイノフィス提供)
(藤原秀行)