日鉄興和不動産が大阪・門真で1.7万㎡物流施設竣工、日通が入居

日鉄興和不動産が大阪・門真で1.7万㎡物流施設竣工、日通が入居

大阪市中心街から10km圏内

日鉄興和不動産は1月16日、大阪府門真市で近畿圏では第5弾となる物流施設「LOGIFRONT(ロジフロント)門真」が竣工したと発表した。

延床面積は1万7485㎡で、日本通運が入居を決めている。


「LOGIFRONT門真」航空写真

大阪市中心街から10km圏内、第二京阪道路の門真ICから約1kmに位置。人口が集積する寝屋川市・枚方市などに近く、名古屋方面へのアクセスにも優れた広域集配送拠点として期待されている立地。

門真JCTから近畿自動車道により南北へ、さらには守口JCTや東大阪JCTを経由して四方へ展開することが可能とみており、背後に大型消費地を抱える地域配送・近郊都市間輸送と同時に、隣接住宅エリアからの雇用者確保にも期待できる環境と想定している。

特徴的な縦長の敷地形状を生かしてトラック待機場と一般駐車場、駐輪場を十分に確保できる配棟計画とし、大型車19台が接車可能なトラックバース、6台のトラック待機場を備えた地上4階建てボックス型の物流施設を開発した。

ピロティ車路を兼ねた片面バースとすることで雨天時にもスムーズに荷さばきできるよう配慮。荷物用エレベーター・垂直搬送機を各2基設けることで、上下階の荷物の搬送に十分な能力を確保するとともに、二分割可能な汎用性を持たせている。

座屈拘束ブレース(筋交い)を用いた制振構造とすることで、入居テナントのBCP対応にも配慮するほか、倉庫内には空調設備およびビッグファンを設置、庫内の作業環境向上に腐心している。

環境対策としては、全館 LED 照明やセンサー照明の採用などを講じている。


建物外観


外構デザイン


倉庫内


メーンエントランス

■「LOGIFRONT門真」概要

名称

LOGIFRONT門真

所在地

大阪府門真市三ツ島5丁目5番2号

交通

第二京阪道路「第二京阪門真」IC 約1.0㎞

敷地面積

7,828.66㎡(2,368.16坪)

延床面積

17,485.37㎡(5,289.32坪)

階数

S造・4階BOX型

設計・工事監修

株式会社フクダ・アンド・パートナーズ

設計・施工

日鉄エンジニアリング株式会社

スケジュール

2023年2月着工、2023年12月竣工

【地図】

(藤原秀行)※いずれも日鉄興和不動産提供

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