日本郵船系のユニエツクスNCT、Hacobuのトラック予約受付サービスで車両待機時間を2時間超から平均30分に短縮

日本郵船系のユニエツクスNCT、Hacobuのトラック予約受付サービスで車両待機時間を2時間超から平均30分に短縮

荷主が評価、営業の武器としても効果発揮

Hacobuは1月17日、日本郵船グループの総合物流会社ユニエツクスNCTがトラック予約受付サービス「MOVO Berth」を導入、大幅な待機時間の削減を実現したと発表した。

MOVO Berthを採用した神戸市の六甲輸出入センターは従来、車両の待機が2〜3時間に及んでいた。「2024年問題」への対策も急務だったため、MOVO Berthの導入に踏み切った。

導入後、到着順から事前予約の運用に転換できた上、荷主が予約時に輸出書類を添付する運用で受付後の書類対応を減らせたため、待機時間は平均30分以内まで短縮。荷主からも評価される拠点に変革できた。

さらに、どの荷物がいつ来るのかが事前につかめるため、荷受け準備ができるようになった上、あらかじめ翌日の作業量を把握した上で人員を適正に配置することが可能になり、庫内作業が効率化した。

長時間待機が大きな課題となっている今、新規の荷主企業からは予約システムの有無を問われることが増えており、MOVO Berth導入がアピールポイントとなって契約獲得につながるケースも出てきており、営業の武器としても力を発揮しているという。

(藤原秀行)※いずれもHacobu提供

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