貨物鉄道と連携、ドライバー不足カバーなど目指す
JR貨物は2月9日、自動運転トラック開発を手掛けるT2に出資したと発表した。具体的な出資額は開示していない。
両社は今後、鉄道と自動運転トラックを連携させた「モーダルコンビネーション」の実現を目指す。トラックドライバー不足に直面する物流業界の業務効率化を支援していきたい考え。
モーダルコンビネーションの例
T2・森本成城CEO(最高経営責任者、左)とJR貨物・犬飼新社長(いずれもプレスリリースより引用)
具体的には、貨物鉄道と自動運転トラックにおけるコンテナ規格統一化、システム面の連携を推進。自然災害などの影響でどちらかの輸送ができない際にも、貨物鉄道と自動運転トラックを切り替えて輸送を維持できるようにすることも想定している。
(藤原秀行)