横浜に続き、関西の旺盛な需要に対応
セイノーロジックスは2月20日、危険品混載を内貨(未通関貨物)で引き受けるサービスを新たに関西発の分で2月26日に開始すると発表した。
神戸市兵庫区の兵機海運を荷受け倉庫と設定。危険品混載貨物は北・南米や欧州、アジアなど世界中の仕向地への混載ネットワークにつなげることが可能。
同サービスは昨年12月、関東発の分について横浜市(舟津産業)で引き受けを始めていた。神戸でも対応をスタートすることで西日本の旺盛な危険品混載需要に対応するのが狙い。
同社は危険品輸送に関連し、同サービスを活用することで「危険品を保管しておける倉庫が見つからない」「バンニング日に合わせたCFS(小口貨物混載施設)への搬入が必要で、スケジューリングが大変」といった悩みに応えられると見込む。
内貨で荷物を引き受けた後はそのままセイノーロジックスが混載便として手配するため、搬入後にユーザーは船積みのために再度輸送する手間が生じない。
荷物の種類によっては、事前に同社へ相談しておけば危険品倉庫でパレタイズなどの作業を実施することも可能という。
(藤原秀行)