「塗膜形成技術」で開発支援
塗料販売大手のオーウエルと「空飛ぶクルマ」や物流用ドローンの開発を手掛けるSkyDriveは3月1日、サポーター契約を締結したと発表した。同契約はSkyDriveが相手企業から部品割引や役務提供といった形で支援を受けるプログラム。
オーウエル・川戸康晴社長（左）とSkyDrive・福澤知浩代表取締役CEO（最高経営責任者）
両社は2023年、「空飛ぶクルマ」の機体や部品への塗料・塗装に関する検討を開始。塗料・塗装の仕様・技術の確立を加速するため、サポーター契約を締結し、SkyDriveが開発する空飛ぶクルマの実用化・量産化に向け、オーウエルから人的サポートに加え、自動車、航空機をはじめとした多様な産業で長年培ってきた塗料・塗装に関する知識や技術を基にした「塗膜形成技術」を提供、機体の耐久性向上を後押しする。
空飛ぶクルマのイメージ
（藤原秀行）※いずれもオーウェルとSkyDrive提供
