フューチャーアーキテクト、クラウド型倉庫制御システムとOCR ソリューション組み込んだ倉庫管理システムの開発着手

フューチャーアーキテクト、クラウド型倉庫制御システムとOCR ソリューション組み込んだ倉庫管理システムの開発着手

佐川グローバルロジの業務効率化実現目指す

フューチャーは3月4日、傘下のフューチャーアーキテクトがクラウド型の倉庫制御システム(WCS)機能を備えた「Future LOGI」と、OCR(光学式文字認識)ソリューション「Future EdgeAI」を組み込んだ倉庫管理システム(WMS)を、SGホールディングス(HD)グループで3PL事業などを展開している佐川グローバルロジスティクス(SGL)に提供するため、開発に着手したと発表した。

WCSはフューチャーアーキテクトがこれまでの実績とノウハウをベースに構想したクラウド型「Future LOGI」の機能の1つ。マテハン機器ごとに構築する必要がある制御機能を標準化し、迅速で柔軟な機器の入れ替えや最新設備の導入をサポートする。

併せて、協調搬送ロボットを活用したソリューションなど、生産性向上のための新たな施策導入に対応できるとみている。

WMSはフューチャーグループのワイ・ディ・シー(YDC)が提供するソリューション「LogiStra」 にフューチャーアーキテクトが独自に開発した「Future EdgeAI」を組み込む予定。

「LogiStra」はSCMに必要な機能を統合的に保有した物流システムプラットフォームとして、物流業務を一元管理できるのが特徴。「Future EdgeAI」を加えることにより、スマートフォンでの撮影からバーコード、賞味期限、ロット番号、ラベル・指示書などの読み取りを可能にし、入荷から出荷、棚卸管理までの一連の倉庫業務を効率化、物流サービスの品質向上を後押しする。


(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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