新会社共同設立、充電などサポート
三菱商事と三菱ふそうトラック・バス、三菱自動車工業の3社は3月13日、電気自動車(EV)関連サービスをワンストップで提供するオンラインプラットフォームを運営する新会社「イブニオン(EVNION)」を今年6月に共同で設立すると発表した。出資比率は現時点で三菱商事と三菱ふそうが35%ずつ、三菱自動車が30%を予定している。
乗用車と商用車、あるいはメーカーを問わず、EV関連サービスを顧客へ包括的に提供するオンラインプラットフォーム「イブニオンプレイス(EVNION PLACE)」を国内で運営。今年8月のサービス提供開始を予定している。
新サービスはEV 充電設備やEV向け電力プラン、エネルギーマネジメントをはじめとして、EVの導入・運用をサポートする充電ソリューション、脱炭素コンサルティングサービスなどを「マ―ケットプレイス」で提供する。
併せて、EV関連ニュースやEVの導入・運用に必要な情報を掲載。従来のエンジン車からEVへの移行に際し、様々な変化への対応や疑問の解決が顧客から必要とされる中、本プラッ
トフォーム上に必要な情報・サービスを集約し、より円滑なEVシフトを後押しする。
サービス開始後はコンテンツを順次拡大する。
イブニオンのサービスイメージ
イブニオンはEV+UNION(団結、つながり)を組み合わせた造語。人や物、事をつなぎ合わせる役割を果たすことを想定している。
(藤原秀行)※いずれも3社提供