マネキン乗せ無人飛行
ヘリコプター運航などを手掛けるAirXは3月27日、つくば航空(茨城県つくば市)と連携し、3月20~21日に同市の「つくば空飛ぶクルマテストフィールド」で、「空飛ぶクルマ」の実証フライトに成功したと発表した。
AirXによると、空飛ぶクルマの実機が首都圏上空を飛行するのは初めてという。
つくば空飛ぶクルマテストフィールドはAirXが空飛ぶクルマのテスト飛行などのために開設した。実証フライトは中国のパートナー企業EHang(イーハン)の空飛ぶクルマ「EH216-S」を投入、人に見立てた重さ30kgのマネキンを乗せて無人飛行した。
実証フライトの概要
■実証フライト
実施日程 |
時間 |
参加者 |
3/20(水・祝)実証フライト |
10:00~12:00 |
一般 |
3/21(木)セレモニー・実証フライト |
10:00~12:00 |
ビジネス・メディア関係者 |
3/21(木)実証フライト |
14:00~16:00 |
一般/ビジネスメディア関係者 |
(左から)つくば市・五十嵐立青市長、つくば航空・田中哲夫専務取締役、AirX・手塚究代表取締役、EHang・Conor Yang氏
■フライト実績
飛行距離/1回 |
340m |
飛行高度 |
高さ30m |
飛行形態 |
無人、オートパイロットによる自律型飛行 (重さ30kgのマネキンを乗せた飛行を実施し、成功) |
最大速度 |
時速20~25km |
飛行回数 |
計8回(1ターム2回のフライトを実施) |
(藤原秀行)※いずれもAirX提供