パワーX製大容量蓄電池導入、再エネ由来電力を有効活用
センコーグループホールディングス(GHD)は4月8日、宮崎県都城市で新たな物流拠点「センコーグループ都城物流センター」を開設したと発表した。
新センターはセンコーGHDが建設し、傘下で低温物流を展開しているランテックが施設を借りて運営する4例目の物件となる。
センター外観
新センターは地上2階建て、延床面積は9272㎡。宮崎自動車道の都城ICから約1kmに位置し、宮崎県内をはじめ隣接する鹿児島・熊本など九州南部の配送をカバーできる拠点と想定している。
庫内は常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応。温度管理が必要な食品の保管に適した仕様を採用している。
パワーエックス製の大容量蓄電池「Mega Power(蓄電容量2742kWh)を敷地内に設置。屋根上に設けた太陽光発電設備で生み出した電力をMega Powerに貯め、再生可能エネルギーとして物流センターで自家消費する予定。国土交通省の物流脱炭素化促進事業の認定を受け、再生可能エネルギー由来の電力を有効活用する。
大容量蓄電池「Mega Power」(いずれもプレスリリースより引用)
<センコーグループ都城物流センターの概要>
所在地:宮崎県都城市高城町桜木字西原804-10
建物構造:S造 2階建
敷地面積:22,214㎡
延床面積:9,272㎡
設備:冷蔵庫、冷凍庫、バース24台、給油所、洗車場、整備場、太陽光発電、大容量蓄電池「Mega Power」
貸主:センコーグループホールディングス株式会社
(藤原秀行)