阪急阪神不動産、大阪・松原と豊中でマルチ型物流施設2棟が竣工

阪急阪神不動産、大阪・松原と豊中でマルチ型物流施設2棟が竣工

関西圏の消費地カバー可能と見込む

阪急阪神不動産は3月1日、大阪府松原市と豊中市で開発してきたマルチテナント型物流施設「ロジスタ大阪松原」「ロジスタ豊中」がともに竣工したと発表した。

「ロジスタ大阪松原」を1月31日、「ロジスタ豊中」は2月29日にそれぞれ完成した。いずれも地上3階建てで、前者の延床面積は約1万4000㎡、後者は約8300㎡でともにボックス型だ。

2棟ともに環境や省エネルギーに配慮し、館内LED照明、人感センサーライト、節水型衛生器具などを採用、ZEB Readyの認証を取得した。

「ロジスタ大阪松原」は阪神高速道路松原線の三宅ICから約3.5km、阪和自動車道の松原ICから約4.4km。関西圏の消費地を広くカバーできる立地とみている。

トラックバースは合計12台の大型車が同時に接車可能。倉庫部分は床荷重1.5t/㎡、1・2階の天井有効高5.5mと標準的な構造を備え、昇降設備は荷物用EV(積載荷重3.5t)、垂直搬送機をそれぞれ2基実装した。さらに、入居テナントのマテハン機器導入に伴う施設仕様の変更の要望など、先進的な物流施設に求められるニーズに対応可能な機能性・汎用性を持たせている。

【施設概要】
所在地:大阪府松原市岡一丁目176番地の1
交通:阪神高速道路松原線「三宅IC」約3.5km、阪和自動車道「松原IC」約4.4km、
近畿自動車道・西名阪自動車道・阪神高速道路松原線「松原JCT」約5.4km
敷地面積:約10,800平方メートル(約3,200坪)
延床面積:約14,000平方メートル(約4,200坪)
構造規模:S造・地上3階
設計・施工:株式会社淺沼組
用途:マルチテナント型物流施設(ボックスタイプ)
着工:2023年2月1日
竣工:2024年1月31日

「ロジスタ豊中」は阪神高速道路池田線の豊中南ICから約3.5km、名神高速道路の豊中ICから約4km、中国自動車道の中国池田ICから約3.5km。大阪中心部と関西圏の消費地への配送に強みを持つ。

トラックバースは合計10台の大型車が同時に接車可能。倉庫部分は床荷重が1.5t/㎡、天井有効高は5.5mを持たせ、昇降設備は荷物用EV(積載荷重4.1t)、垂直搬送機をそれぞれ1基取り入れている。こちらも先進的な物流施設に求められるニーズに対応可能な機能性・汎用性を兼ね備えた仕様を採用している。

【施設概要】
所在地:大阪府豊中市勝部三丁目8番8号
交通:阪神高速道路池田線「豊中南IC」約3.5km、名神高速道路「豊中IC」約4.0km
中国自動車道「中国池田IC」約3.5km、中国自動車道「中国豊中IC」約4.0km
阪急電鉄宝塚線「岡町」駅 約1.3km
敷地面積:約5,000平方メートル(約1,500坪)
延床面積:約8,300平方メートル(約2,500坪)
構造規模:S造・地上3階
設計・施工:株式会社淺沼組
用途:マルチテナント型物流施設(ボックスタイプ)
着工:2023年3月20日
竣工:2024年2月29日

(藤原秀行)※いずれも阪急阪神百不動産提供

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