CRE、京都・京田辺で2棟・24万㎡超の大規模物流施設開発に着手

CRE、京都・京田辺で2棟・24万㎡超の大規模物流施設開発に着手

同社の関西案件で過去最大、全体竣工は2026年予定

シーアールイー(CRE)は7月22日、京都府京田辺市で新たな物流施設「ロジスクエア京田辺」の開発に着手したと発表した。

地元の区画整理事業に参加、開発予定地で2棟の大型物流施設を順次建設する。2棟合計の総延床面積は24万8064メートル超を予定しており、CREとしては関西エリアで最大規模の開発案件になる。全体の完成は2026年を見込む。


「ロジスクエア京田辺」全体の完成イメージ


全体の配置図

京都府南部の京田辺エリアは人口集積地の大阪北摂エリアや京都都心部へのアクセスに優れ、物流拠点立地として優位性を備えている。開発予定地は多くの工場・倉庫が立地する大住工業団地に隣接。第二京阪道路と新名神高速道路の八幡京田辺JCT(八幡京田辺IC・京田辺松井IC)まで約3.5キロメートル、八幡東IC(上り)まで約3.5キロメートル、京奈和自動車道の田辺北ICまで約1キロメートルと高速道路にも至近。

2027年度に予定している新名神高速道路の全線開通(八幡京田辺JCT~高槻JCT 間=2027年度予定、城陽JCT~大津JCT間=2024年度予定)により、神戸から名古屋まで高速道路網がつながり、新名神を軸とした新たな広域物流ネットワークが構築され、開発予定地の利便性向上が期待されている。

■開発プロジェクト概要
施設名称:ロジスクエア京田辺(A棟・B棟)
所在地:京都府京田辺市大住門田、他
用途地域:工業専用地域
敷地面積:110,831㎡(33,526坪)(2棟合計)(予定)
延床面積:248,064㎡(75,039坪)(2棟合計)(予定)
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)


A棟の完成イメージ(いずれもプレスリリースより引用)

A棟(4層各階両面バース)
敷地面積:65,997㎡(19,964坪)
延床面積:160,530㎡(48,560 坪)
着工予定:2023年4月
竣工予定:2025年2月

B棟(4層1-2-3階バース)
敷地面積:38,624㎡(11,683坪)
延床面積:87,534㎡(26,479坪)
着工予定:2025年
竣工予定:2026年

(藤原秀行)

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