福岡トランス、次世代バイオ燃料「RD(リニューアブルディーゼル)」導入

福岡トランス、次世代バイオ燃料「RD(リニューアブルディーゼル)」導入

まずエンジンフォークリフトの軽油代替で活用へ

福岡トランス(北九州市)は6月7日、環境負荷軽減への取り組みとして、次世代バイオ燃料「RD(リニューアブルディーゼル)」の導入を開始したと発表した。

まず福岡県内の福岡ソリューションセンターと新門司パッキングセンター内で稼働している、エンジンフォークリフトの軽油代替燃料として使う予定。

RDは廃食油などの再生可能な原料から製造する。温室効果ガスの排出量を減らせる上、ドロップイン燃料として既存のディーゼルエンジンやインフラにも使用ができるなどのメリットを備えている。

ライフサイクルアセスメントで見た場合、CO2排出量は軽油と比べ約90%の削減が可能という。

従来のバイオディーゼルとは同じ原料から異なる技術で製造しており、軽油と混ぜる必要がなく、軽油の代替として使用可能。従来のバイオ燃料は通常、軽油と混ぜる必があった。国際持続可能性カーボン認証(ISCC)を取得している。

(藤原秀行)

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