「2024年問題：への対応強化、鴻池とNLJ運行を活用
サントリーホールディングスとダイキン工業は7月4日、鴻池運輸とNEXT Logistics Japanが運行している全長25mのダブル連結トラックを活用し、関東圏～関西圏の拠点間往復輸送を7月8日に始めると発表した。
関東圏から関西圏へはサントリーグループの飲料製品を、関西圏から関東圏へはダイキン工業の空調製品をそれぞれ一部、輸送効率の高いダブル連結トラックに切り替え、10tトラック2台分の貨物を1人のドライバーで輸送できるようにする。
中継地点を設け、ドライバーを交替することで日帰り運行を可能にし、「2024年問題」に対応する。ダブル連結トラックは10tトラック2台で輸送する際と比べ、CO2排出量を約35％削減できると見込む。
ダブル連結トラック
取り組みイメージ
今後は、ダブル連結トラックによる輸送便数の増加や他拠点間への拡大も検討する。
（藤原秀行）※いずれもサントリーホールディングスとダイキン工業提供
