物流など単発バイトマッチングアプリのタイミー、東証上場は7月26日に決定

物流など単発バイトマッチングアプリのタイミー、東証上場は7月26日に決定

グロース市場

東京証券取引所は7月18日、物流などの単発アルバイトのマッチングアプリ「タイミー」を手掛けるタイミーがグロース市場へ上場する日を7月26日に決定したと発表した。

上場を承認した6月21日の時点では「7月26日~8月1日のいずれかの日」と説明していた。

タイミーは2017年発足、18年にタイミーのサービスを開始した。短期で空いた時間に働きたい人とアルバイトの求人をアプリで仲介しており、履歴書が不要なことなど手軽さが評価され、登録会員は今年4月末時点で約770万人、導入事業者は約25.4万拠点で、バイトマッチングサービスとしては国内随一の規模に達している。

事業が成長していることを踏まえ、新規上場に伴う新株発行は実施せず、既存株主による売り出しのみを行う。新たな資金調達は実施しない。上場時の時価総額は1000億円を超える見通し。

タイミーの2024年10月期の単独業績予想は、売上高が前期比70.7%増の275億円、営業利益は約2.1倍の40億9100万円を見込む。

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事