「2024年問題」考慮、新たな流通体制構築目指す
福岡県は8月19日、ヤマトグループが日本航空(JAL)グループと運航しているヤマト向け貨物専用機(フレイター)を活用し、8月21日から県産イチジク「とよみつひめ」を空輸するトライアルを実施すると発表した。
「2024年問題」を考慮し、県はJA全農ふくれんと連携して県産農産物の新たな流通体制の構築を促進しており、今回のトライアルもその一環。期間は9月4日まで。
空輸した「とよみつひめ」は、高級スイーツショップ「キルフェボン」が首都圏で構えている5店舗で販売中のタルトに使う予定。
イチジクの産地はJA筑前あさくら、JAふくおか嘉穂。
輸送行程(記載時刻は予定)
前日 |
産地JA(JA筑前あさくら、JAふくおか嘉穂)発 |
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JA全農ふくれん県北地区広域販売センター(直方市大字頓野)着 |
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10時00分 |
JA全農ふくれん県北地区広域販売センター発 |
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~ ヤマト運輸株式会社(北九州市小倉南区葛原)で冷蔵一時保管 ~ |
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16時45分 |
北九州空港(北九州市小倉南区)着 |
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19時15分 |
北九州空港発 |
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21時05分 |
成田国際空港(千葉県成田市)着 |
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22時30分 |
成田国際空港発 |
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24:00 |
東京都中央卸売市場大田市場(東京都大田区東海)着 |
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翌日 |
キルフェボン 首都圏5店舗 着 (グランメゾン銀座、青山、東京スカイツリータウン・ソラマチ店、東京ドームシティ店、横浜) |
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(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用