1.3万坪、26年春竣工見込む
東京建物は8月19日、埼玉県白岡市で新たなマルチテナント型物流施設「(仮称)T-LOGI白岡」の開発に着手したと発表した。
地上4階建て、延床面積は約1万3330坪で2026年春の竣工を見込む。
埼玉県内で開発する物流施設としては「T-LOGI久喜」「T-LOGI加須」「T-LOGI本庄児玉」「T-LOGI鶴ヶ島」「(仮称)T-LOGI美女木」に続いて5棟目。
「(仮称)T-LOGI白岡」竣工イメージ
圏央道の白岡菖蒲ICと東北自動車道の久喜ICに近接し、関東全域への配送のほか、東北方面への広域配送にも適した立地とみている。
トラック用のスロープを設けることで、倉庫床の最小分割面積を2500坪程度に設定。幅広い賃借ニーズに対応できるようにしている。
他のT-LOGIシリーズと同じく、屋上に設置した太陽光パネルで生み出した電力を商用電力と併せて施設内で自家消費する予定。施設内で消費しきれない余剰分は一般送配電事業者の送配電網を用いて、同社が所有する施設に供給し、再生可能エネルギーを余すことなく活用するよう努める。
「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」の最高ランクの『ZEB』認証と「CASBEE」Sランクを取得予定。
自家消費と自己託送のイメージ
位置図(いずれも東京建物提供)
施設概要
竣工 | 2026年春(予定) |
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所在地 | 埼玉県白岡市下大崎字下端760番1他(地番) |
交通 |
圏央道「白岡菖蒲」IC 約3.0km 東北自動車道「久喜」IC 約5.1km |
敷地面積 | 約5,460坪 |
延床面積 | 約13,330坪(予定) |
規模 | 地上4階(予定) |
形状 | 4層スロープ / 1,2階片面バース(予定) |
設計・施工 | ㈱淺沼組東京本店 |
構造 | S造 |
耐震区分 | 耐震 |
プラットフォーム | 1,2階:高床式1.0m(予定) |
梁下有効天井高 | 各階5.5m(予定) ※一部を除く |
柱スパン | 10.8m(W×10.6m(D) |
床荷重 | 各階1.5t/㎡ |
ドックグレベラー | 8台(1,2階:各4台) |
バース数 | 50台(1階24台・2階26台) |
駐車場 | 83台(普通車:71台 軽自動車:11台) |
トラック待機場 | 4台(10t:3台 40ft:1台) |
(藤原秀行)