プロロジス、埼玉・行田で最大12万㎡のBTS型物流施設開発へ

プロロジス、埼玉・行田で最大12万㎡のBTS型物流施設開発へ

東日本エリアの玄関口に立地、広域配送拠点として活用想定

プロロジスは8月28日、埼玉県行田市でBTS型物流施設「プロロジスパーク行田」を開発すると発表した。

東日本エリアの玄関口に位置し、関東全域・東北 地方への広域配送拠点として自動車、 食品、飲料など幅広い業種を念頭に置き、入居企業を募集する。

延床面積は最大で約12万㎡を想定しており、2026年春の着工、27年秋の竣工を計画している。

開発予定地は国道125号「行田バイパス」に近接し、 国道17号線へのアクセスにも強みを持つ。東北道の羽生ICから10km、加須ICから14kmの工業団地拡張地区内に建設する。


「プロロジスパーク行田」完成イメージ

棟数や施設設計は入居企業の要望に合わせて実施、敷地の分割にも対応する。保管場所の需要が急増している化粧品やアルコール類なども受け入れ可能なHAZMAT(危険物倉庫)を敷地内に併設することが可能。

ドックシェルター付きの冷凍・冷蔵倉庫や重量物に耐え得る床の仕様採用、低床バースや天井クレーン設置、 庫内空調、マテハンやロボットなど省人化対応のための施設設計にも応じる。

外構部分についても、 専用待機場や洗車場など入居企業の要望に合わせた設備を取り入れられるようにする。

防災、BCP対応の一環として、 緊急地震速報システムや、災害用無線機 「ハザードトーク」 の導入を計画。ESG推進や環境負荷低減への取り組みとして、 施設屋根面に太陽光発電設備の設置を検討している。

計画概要

名称 プロロジスパーク行田
開発地 埼玉県行田市若小玉(行田富士見工業団地拡張地区)
計画敷地面積 約60,000㎡(約18,000坪)
計画延床面積 最大約120,000㎡(約36,000坪)*
構造(予定) 地上2~4階建 *
着工予定 2026年春 *
竣工予定 2027年秋 *

*入居企業の要望に応じて設計予定

(藤原秀行)

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