テイケイワークス東京やリハスが連携、ピッキング作業などに従事
日本GLPは8月28日、物流倉庫への派遣・業務請負を中心とした物流系総合人材企業のテイケイワークス東京、就労継続支援B型事業「リハスワーク」を運営するリハス（石川県金沢市）と提携し、千葉県流山市の物流施設「GLP ALFALINK 流山2」内に、「見える・見守る就労支援施設」として就労継続支援B型施設「リハスワーク流山 With テイケイワークス東京」を開設すると発表した。
日本GLPによると、物流施設内に就労支援施設を置くのは国内で初めてという。
「見える・見守る就労支援施設」イメージ（日本GLP提供）
テイケイワークス東京とリハスが協業し、就労支援施設を開設。リハスが施設運営に携わり、障がいを持つ人が通所して、それぞれ得意なことや強みを活かし、ラベル貼りや箱作り、簡単な組み立てなどの施設内作業を入居テナント各社から請け負う。
並行して、テイケイワークス東京が入居する「GLP ALFALINK 流山6」の倉庫スペースで、ピッキングなどの施設外作業を行う予定。
この施設外就労では、周辺企業の業務請負や荷物の波動に対応するスポット利用まで、幅広くサービスを提供する予定。物流現場での就労訓練を通じて、障がいを持つ人が働ける場を確保するとともに、就労支援施設をテナント企業に公開し、「障がいを抱えていても物流作業ができること」をアピール、障がい者雇用の促進を支援する。
（藤原秀行）
