ヤマトHD、米技術投資会社の運営ファンドに出資決定

ヤマトHD、米技術投資会社の運営ファンドに出資決定

「ディープテック」スタートアップとのネットワーク接点確保、事業創出や機能創造目指す

ヤマトホールディングスは10月18日、宇宙やAI、バイオなど先端テクノロジーに特化した投資を手掛ける米INTERLAGOS CAPITAL(インターラゴスキャピタル)が運営しているファンド「INTERLAGOS LP I, LLC」に出資すると発表した。具体的な金額は開示していない。

「ディープテック」と呼ばれる次世代の産業創出や社会課題の解決が期待される革新的先端技術を保有・活用するスタートアップとのネットワークを構築するため、同ファンドへの出資に踏み切る。

インターラゴスの創設メンバーは革新的な有名テック企業で過ごした経歴があり、投資ファンドはロボティクスやAIなどの先端技術に関する高度な知識、米国を中心に活動するスタートアップの情報ネットワークを保有している。

ヤマトHDはインターラゴスが持つ知見や情報ネットワークとの接点を得ることで、新たな投資先の発掘や米国のディープテック領域のスタートアップとの協業など、事業創出と機能創造を目指す。

「INTERLAGOS LP I, LLC」の概要

設立 2024年3月
運用期間 10年間
投資対象 最先端テクノロジー

(藤原秀行)

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