欧州域内の保管・出荷拠点を集約、配送効率向上図る
ロジスティードは10月18日、オランダに本社を置くグループのLOGISTEED Europeが、スペインのカタルーニャ州バルセロナ近郊に物流センターを10月7日付で新たに開設したと発表した。
平屋建てで延床面積は2万8829㎡。主要顧客のJohnson Controls – Hitachi Air Conditioning Europe(ジョンソンコントロールズ日立空調欧州)の欧州全域のサプライチェーン運営を合理化し、サービス提供向上をサポートするためのセントラル倉庫として設立した。
エル・プラット空港から30分、バルセロナ港から40分とアクセスに強みを持つ。欧州域内の物流ネットワークの要所として、貨物の保管から各国のローカル物流拠点や個別納品先への配送を効率化する計画。
4万1000パレットを収容するパレットラックの導入で保管効率を上げるほか、LED照明や太陽光発電、天窓(Sky Light)の活用で照明に関わる電力使用を低減する環境配慮型物流センターとして運営する予定。
新物流センターの概要
項目 | 詳細 |
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名称 | Masquefa Warehouse |
所在地 | 08783 Masquefa, Barcelona, Spain |
建屋仕様 |
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延床面積 | 約28,829㎡ |
床耐荷重 | 5トン/㎡ |
主要設備 |
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開所日 | 2024年10月7日(月) |
(藤原秀行)※いずれもロジスティード提供