アセンドが運送業向け業務管理クラウドシステムで労務管理機能拡充、「変形労働時間制」に対応

アセンドが運送業向け業務管理クラウドシステムで労務管理機能拡充、「変形労働時間制」に対応

より強力に事業者らをサポート

運送事業者らの物流DX支援を手掛けるアセンドは12月10日、トラック運送事業者向けに提供している業務管理クラウドシステム「ロジックス」で、労務管理機能を拡充したと発表した。

運送業で一般的な「変形労働時間制」にも対応しているのが柱。

ロジックスを用いて業務を行うと、原価や利益率、車両回転率等といった収支改善につながる各種指標を容易に一元管理できるようになり、収支改善・運賃交渉に必要な数字を、特別な手間を掛けずに可視化できるのが特徴。

ドライバーを中心に、勤務予定の登録や、実際の運行後の実績管理に対応。デジタルタコグラフ(デジタコ)からデータを取得、実績登録を容易に行える。

また、ダッシュボード機能を活用し、各種労基法やトラック運送に適用されるルールの改善基準告示に照らした運用ができているか、全社の状況を一目で確認できるようにしている。

配車組みの際、ドライバーの勤務状況を確認しながら配車を調整できるため、細かな労務管理ルールや個々のドライバーの勤務記録を確認する手間を省略することが可能。

さらに、繁忙期の所定労働時間を長くする代わりに閑散期の所定労働時間を短くするといったように、業務の繁閑や特殊性に応じて労働時間の配分などを行い、全体としての労働時間の短縮を図ろうとする変形労働時間制にも対応。事業者らによる現場の管理業務をより強力にサポートする。

(藤原秀行)※いずれもアセンド提供

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