ロジテックが千葉・習志野にEC特化の物流拠点開設、売上連動課金のフルフィルメントサービスも開始

ロジテックが千葉・習志野にEC特化の物流拠点開設、売上連動課金のフルフィルメントサービスも開始

プロロジスの施設に入居、自社物流をより総合的・強力に支援

総合人材サービスを提供するキャムコムグループで倉庫運営や物流向け作業請負・派遣などを展開しているロジテックは1月15日、新たな拠点として千葉県習志野市に2024年11月29日、「ロジテック東習志野倉庫」を開設したと発表した。

プロロジスが開発した地上5階建てのマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク習志野5」の1・2階に入居しており、賃貸面積は4844㎡。

EC事業者向けに売上連動課金かつカスタマイズ可能なフルフィルメントサービス「Demand Logistics(デマンドロジスティクス)」の提供も始めた。

ロジテックは新たな倉庫拠点とサービスを起点として位置付け、ロジテックの持つ他の倉庫拠点や物流リソースマッチングサービスと連携、EC事業者の自社物流をより総合的かつ強力に支援できるようにする。


倉庫が入るプロロジス物流施設の外観


保管エリア


流通加工エリア


保管棚

「Demand Logistics」は大手ECの拠点にほど近い東習志野の立地を生かし、OMS(受注管理システム)とAPI/CSV連携可能なクラウド型のWMS(倉庫管理システム)を用いて、バックエンドからフロントエンドまで一気通貫・365日支援可能なEC事業者に特化したフルフィルメントサービスとして運営。セールや新商品入れ替えなど、急激な受注の増減に応えられる柔軟なオペレーション体制を整えている。

「Demand Logistics FREE」は入庫・保管・配送業務が初期費用0円・売上連動課金制で、荷物1個からのスポット利用も可能。専任担当者を配置し、サポートに注力する。

ロジテックが提供する倉庫マッチングプラットフォーム「サバケル」と併用してもらい、EC事業者が自社物流の拡大に伴い倉庫事業者などのパートナーを探すのも支援する。

■ロジテック東習志野倉庫 施設概要

施設名称

ロジテック東習志野倉庫(通称:Demand Logisticsセンター)

所在地

千葉県習志野市東習志野6丁目18番9号

プロロジスパーク習志野5

1・2F部分

賃借部分面積

4844.71㎡

建物構造

鉄骨造、地上4階建て

床荷重

倉庫1.5t/㎡

梁下有効天井高

5.5m(2階6.5m、一部5.5m)

(藤原秀行)※いずれもロジテック提供

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