工事現場への資材運搬などにも対応、コンサルサービスも
ドローンの操縦指導などの事業を展開している一般社団法人国際ドローン協会(IDA)は1月20日、ドローンを活用した物流サービスの提供を開始すると発表した。離島や山岳地帯を含め、従来のトラックなどの輸送手段では対応が難しかったエリアで円滑な物資輸送を可能にすることを目指す。
(IDA提供)
新サービスは離島や山岳地帯のほか、山岳地帯の工事現場への建築資材運搬、山頂といった特殊な場所への撮影機材輸送といった用途にも対応する。
料金は1フライト当たり5万円まで(30kgまで)と、1日30日万円(10フライト)の2種類のプランを準備し、ニーズに合わせて柔軟に対応できるようにしている。
IDAは山岳や海上を含むさまざまな環境での豊富な飛行実績を活かし、風や地形などの自然条件を考慮した安全で効率的な物流ドローンのルートを設計する。
併せて、物流事業を開始したい企業や自治体向けに、運航マニュアル策定や人材教育など包括的なコンサルティングサービスも提供する。
(藤原秀行)