NTTロジスコ、大阪市に医療機器物流の中核拠点開設へ

NTTロジスコ、大阪市に医療機器物流の中核拠点開設へ

国内4カ所目、西日本エリアで基盤強化図る

NTTロジスコは1月28日、医療機器物流の西日本エリアの中核拠点として、2025年4月に大阪市平野区で「メディカルディストリビューションセンター大阪Ⅱ」(MDC大阪Ⅱ)を開設すると発表した。

地上4階建て、延床面積は約1万9700㎡。既設の「MDC大阪」(大阪府八尾市)の近隣に新拠点を置き、医療機器の物流基盤を強化するのが狙い。

 
 

NTTロジスコは言及していないが、三菱商事都市開発が開発している物流施設を1棟借りするとみられる。

「MDC大阪Ⅱ」は整形工具の洗浄や医療機器の共同物流「メディカルライナー」、24時間緊急配送といったサービスを提供。既設の東日本エリアの「MDC東京」「MDC横浜」も加えた4拠点体制に移行し、製品供給サービスレベルの向上、大規模自然災害発生時の事業継続性強化を図る。

施設概要
住所:大阪府大阪市平野区加美南三丁目8-25
アクセス:近畿自動車道「八尾IC」より約5分
延床面積:19,714.02㎡ (5,963.49坪)
構造:鉄骨造 地上4階建(BOX型)
床荷重:1.5t/㎡
その他:倉庫内空調設備、太陽光発電設備設置


MDCの拠点地図


建設中の倉庫外観


洗浄サービス(全自動超音波洗浄装置)

 
 


MDC大阪Ⅱ広域図

(藤原秀行)※いずれもNTTロジスコ提供

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