旺盛な物流需要に対応
住友倉庫は2月5日、子会社の住友倉庫九州が福岡市の箱崎埠頭営業所内に建設してきた新倉庫が稼働を始めたと発表した。
九州地区で生産拠点への設備投資活発化や「物流2024年問題」を背景とした在庫の分散化需要の高まりなどを受け、今後も旺盛な物流需要が見込まれるのに対応する。
新倉庫は博多港の国際海上コンテナ貨物の約9割を取り扱う香椎パークポート・アイランドシティやJR貨物福岡貨物ターミナル駅に至近で、九州自動車道や福岡空港へのアクセスに優れ、多様な物流ニーズに応えられると想定。
物流総合効率化法に定める「総合効率化計画」の認定を受けており、物流フローの効率化と温室効果ガス排出量の低減を図る。
【施設の概要】
名称:箱崎埠頭営業所400号倉庫
住所:福岡市東区箱崎ふ頭一丁目8番6号
敷地面積:11,834㎡(約3,580坪)
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)4階建
延床面積:12,206㎡(約3,692坪)
その他:建築環境総合性能評価システム(CASBEE福岡)Aランク取得、太陽光発電システム(発電出力81.6kW)、非常用自家発電設備(72時間)
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用