部品調達迅速化、設備製作工数を大幅短縮
ミスミグループ本社は3月19日、インターネット経由で3Dデータを送ると機械加工品を調達できるオンデマンドサービス「meviy(メビー)」に関し、豊田自動織機が採用したと発表した。
豊田自動織機は3D CAD、VR(仮想現実)、3Dスキャナーをはじめとした3Dのフル活用によるDXを推進。その中で、部品調達における2D図面の作成に膨大な工数を要しており、型番や数値の手入力ミスなども発生していた。
meviyを導入することで2D図面を作成することなく、3Dデータだけで迅速に部品を調達できるようになり、工数の大幅な削減を実現したという。
3D CAD(iCAD)を使い、meviyで見積もりを取得する設計者
将来は設備製作の過程全てを3次元で完結できるようにしていくことを目指す。
(藤原秀行)※いずれもミスミグループ本社提供