海事エンジニアリング領域で連携、サービス拡充図る
三菱重工業傘下の三菱造船は6月4日、フィンランドでエンジニアリング・コンサルティングを手掛けるエロマティック(Elomatic)と海事エンジニアリング領域における協業で検討を開始したと発表した。同日、両社が協業枠組合意書(Framework Agreement for Business Collaboration)に調印した。
パートナリングを通じて社外の知見を取り入れるとともに、自社で保有する技術や製品・サービスをより多くの顧客にアピールしていきたい考え。
エロマティックは世界有数の船舶技術コンサルティング会社で、デジタルツールやシミュレーション技術に強みを持つ。同社とタッグを組むことで、日欧を中心としたグローバル市場で海事エンジニアリングサービスの拡充を図る。
調印式の様子(三菱重工業提供)
(藤原秀行)