日清丸紅飼料の総合研究所、イノフィスのアシストスーツ導入

日清丸紅飼料の総合研究所、イノフィスのアシストスーツ導入

重量物取り扱い時の負荷軽減図る

装着すると作業負荷軽減が期待できるアシストスーツの製造・販売を手掛けるイノフィスは6月11日、日清丸紅飼料の総合研究所(栃木県那須塩原市)が今年3月、サポータータイプでは最強クラスの補助力を備え、腰の負担を35%軽減できるアシストスーツ「マッスルスーツSoft-Power」を3台、「マッスルスーツEvery」を1台それぞれ導入したと発表した。

同社研究現場における重量物の取り扱いによる腰部への負担軽減と、従業員の健康維持を見込む。

 
 


マッスルスーツEvery装着のイメージ


マッスルスーツSoft-Power装着のイメージ(いずれもイノフィス提供)

同研究所は畜産・水産向けの最適な飼料設計や、製造・農場・養殖事業者向けの課題解決支援を担う日清丸紅飼料で、飼料の試験研究・改良・品質検査を担う専門機関。現場では、20〜30kgの重量物を日常的に取り扱う作業が発生しており、腰痛を訴える職員が多かった。女性従業員の増加も相まって、職場全体の負担軽減が重要な課題になっていた。

従来は、正しい姿勢の徹底やストレッチの実施、人員配置の工夫などで対策を行ってきたが、疲労の蓄積や注意力の低下による腰痛の発生は防ぎきれず、根本的な対策が求められていたため、イノフィスの製品導入に踏み切った。

(藤原秀行)

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