西部ガス都市開発、福岡・新宮町で7万㎡のマルチ型物流施設開発

西部ガス都市開発、福岡・新宮町で7万㎡のマルチ型物流施設開発

27年春ごろ竣工予定

西部ガスホールディングス(HD)傘下の不動産会社、西部ガス都市開発は7月7日、福岡県新宮町で賃貸用のマルチテナント型物流施設「N-Base福岡新宮」を開発すると発表した。

地上5階建て、延床面積は約7万300㎡を計画しており、竣工は2027年春ごろの見通し。

 
 


竣工イメージ(プレスリリースより引用)

同社と九州リースサービス傘下で不動産関連事業などを展開しているケイ・エル・アイ、ふくおかフィナンシャルグループ系のFFGリース子会社で不動産投資などを手掛けるリージョナルインベストメント福岡の3社が出資したSPC(特別目的会社)を通じて開発する。

西部ガス都市開発はこれまでにも賃貸用物流施設の開発を手掛けている。SPCを活用したプロジェクトは初めてという。

新宮町は福岡市に近接し、九州の交通の要衝として知られ、近年は物流施設の開発が続いている。

プロジェクトは環境配慮の観点から太陽光発電設備を導入するほか、BCPとして非常用発電設備の導入を計画。nearly ZEB・CASBEE Aランクの環境認証を取得する予定。

施設名称:N-base福岡新宮
所在地:福岡県糟屋郡新宮町大字的野萱原755番1
用途:マルチテナント倉庫
敷地面積:約28,000㎡(約8,470坪)
延床面積:約70,300㎡(約21,300坪)予定
構造規模:SRC造 地上5階建
設計施工:大和ハウス工業株式会社九州支社
着工:2025年7月1日
竣工:2027年春頃予定

 
 

(藤原秀行)

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