日本梱包運輸倉庫、三重・鈴鹿で生産ラインと同期し部品供給する「DCC機能」の新倉庫竣工

日本梱包運輸倉庫、三重・鈴鹿で生産ラインと同期し部品供給する「DCC機能」の新倉庫竣工

ダブル連結トラックも利用可能

日本梱包運輸倉庫は7月3日、三重県鈴鹿市で新たな拠点「鈴鹿センター営業所 国府第一倉庫」が竣工したと発表した。

鉄骨造総4階建て、作業場の延床面積は1万6456㎡。生産ラインに同期して部品を供給する中継基地としての機能を持たせる。

 
 

大量・多品種の部品を一時保管し、必要な数量や荷姿に仕分け、供給する「DCC機能」を支える在庫管理/配送管理などのシステム化の導入に努め、高効率な作業場の運営を目指す。

自動車関連企業の電動化に向けての変革が求められるエリアでの物流・倉庫需要の高まりに合わせ、事業拡大を図る。

新拠点は東名阪自動車道の鈴鹿ICから9.7km(15分)、鈴鹿スマートICから19km(33分)、国道23号中勢バイパスから3.9km(7分)、四日市港から15km(26分)。名古屋市まで約1時間、大阪市まで約2時間でアクセスすることが可能で、中京圏に加えて関西圏もカバーできる立地。

設備は貨物用エレベーター3基、ドッグレベラー2基、トラック用ピット6レーンを採用。ダブル連結トラックも使える構内スペースを持たせている。将来の車両電動化も見据え、ソーラーパネルを搭載できる設計を施している。

停電時の外部給電により倉庫稼働を可能にするため、給電端子を屋外に設置するなど、BCP対応にも腐心している。

【敷地面積】 19,058.74㎡
【構造規模】 鉄骨造 総4階建て
【建築面積】 4,400㎡
【延床面積】 1,6456.10㎡
【有効高さ】 最大4.5m
【所在地】  三重県鈴鹿市国府町石丸7651-11

 
 

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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