テス・エンジが太陽光発電設備の所有・維持管理担う、26年2月開始予定
東洋製罐グループホールディングス(GHD)とエネルギー関連事業を手掛けるテスホールディングスは7月23日、テスHD子会社のテス・エンジニアリングが、東洋製罐GHD傘下の物流企業、東洋メビウスの高槻物流センター(大阪府高槻市)向けに、屋上や駐車場を借りて発電設備を置く「オンサイトPPAモデル」を活用した自家消費型太陽光発電システムによる再生可能エネルギー由来の電力供給を2026年2月に始めると発表した。
東洋メビウス 高槻物流センター(東洋製罐GHDとテスHD提供)
テス・エンジニアリングがセンターの屋根上に自家消費型太陽光発電システムを設置し、オンサイトPPAモデルとして所有・維持管理を担い、再エネ由来の電器供給も実施する。
発電容量は約2.3MW、年間想定発電量は約261万kWhでCO2排出削減量は年間約1101tを見込んでいる。全量をセンターで自家消費する予定。
〈本事業の概要〉
設置場所 | 東洋メビウス株式会社 高槻物流センター |
所在地 | 大阪府高槻市 |
PPA事業者 | テス・エンジニアリング株式会社 |
システム内容 | オンサイトPPAモデルを活用した自家消費型太陽光発電システム |
発電容量 | 2,290.75 kW(Jinko Solar製 595W×3,850枚) |
モジュール種別 | 単結晶 |
供給開始予定年月 | 2026年2月 |
(藤原秀行)