3.15万㎡の賃貸借契約締結
東急不動産は8月26日、CBREインベストメントマネジメント・ジャパン（CBRE IM）と共同で開発している横浜市内の3温度帯マルチテナント型物流施設「（仮称）CBRE IM-LOGI’Q新子安」（地上5階建て、賃貸可能面積約8万500㎡、2027年1月末竣工予定）に関し、F-LINEが入居を決めたと発表した。3.15万㎡の賃貸借契約を締結した。
首都高速神奈川1号横羽線の子安ICから1.1kmの位置に所在。国道1号（第二京浜）と国道15号（第一京浜）にも近接し、横浜港・羽田空港と首都圏主要都市を結ぶ物流拠点として、都心部への配送に加え、広域をカバーできる立地とみている。
畜産物の輸出入検査（動物検疫）と植物検疫を行うことが可能な、希少な立地で、食品などの輸出入品を取り扱う企業のニーズも大きいと想定している。指定検査場所を介することなく直接消費地への輸配送ができるため、コストカットと環境負荷低減につながるとみている。
1～3階は冷凍・冷蔵倉庫、4・5階はドライ倉庫を予定しており、このうちF-LINEは2・3階の冷凍フロアを利用。物件全体の契約率は約40％に達した。
物件概要
所在地：神奈川県横浜市神奈川区恵比須町3-1、他
アクセス：JR・京急「新子安駅」1.2km、⾸都⾼速道路神奈川1号横羽線「⼦安IC」1.1km
敷地⾯積：38,733.29㎡（11,716.82坪）
延床⾯積：97,007.13㎡（29,344.66坪）
構造：鉄⾻造
階数：地上5階建
着⼯：2025年3⽉
竣⼯：2027年1⽉（予定）
環境認証（予定）：CASBEE A認証
（藤原秀行）※いずれも東急不動産提供
