三井物産都市開発、神奈川・藤沢で「LOGIBASE」ブランドの物流施設が完成

三井物産都市開発、神奈川・藤沢で「LOGIBASE」ブランドの物流施設が完成

千葉・市川は着工、埼玉と京都でも計画推進

三井物産傘下で不動産事業を手掛ける三井物産都市開発は7月31日、神奈川県藤沢市で手掛けてきた物流施設「LOGIBASE(ロジベース)藤沢」が5月末に完成したと発表した。満室稼働している。併せて、「LOGIBASE」を独自ブランドとして本格的に使用していく方針を示した。

「LOGIBASE藤沢」は地上4階建て、延べ床面積1万6485平方メートル。新湘南バイバスの藤沢ICから約5・8キロメートル、圏央道の海老名JCTから約8キロメートル。

1階は床荷重を1平方メートル当たり2・5トン、梁下有効高6・3メートルを確保するなど、多様なニーズに対応可能とした。


「LOGIBASE藤沢」の外観

「LOGIBASE」のブランド

一方、千葉県市川市で「LOGIBASE市川」を開発する方針を公表した。5月1日に工事をスタートした。

地上4階建て(倉庫スペースは3層)、延べ床面積約1万2400平方メートル。京葉道路の京葉市川ICと外環道の京葉JCTからそれぞれ約600メートルと至近。2020年4月末の完成を見込む。


「LOGIBASE市川」の完成イメージ

さらに、埼玉県狭山市で「LOGIBASE新狭山」(地上4階建て、延べ床面積1万791平方メートル、完成予定20年11月末)を、京都府久御山町で「LOGIBASE久御山」(同3階建て、2万2379平方メートル、21年2月末)の開発をそれぞれ推進していることも発表した。

「新狭山」は関越道の川越ICから約2・7キロメートル、「久御山」は第二京阪の久御山南ICから約500メートル。


「LOGIBASE新狭山」の完成イメージ(写真はいずれも三井物産都市開発プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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