日本GLPが物流施設新ブランド「ALFALINK」創設、神奈川・相模原の大型施設が第1号に

日本GLPが物流施設新ブランド「ALFALINK」創設、神奈川・相模原の大型施設が第1号に

総延べ床面積65万平方メートル、一体開発で国内最大級

※午後2時半に流した記事を全面的に差し替えました

日本GLPは11月25日、多機能を有した大規模な物流施設の独自ブランド「ALFALINK」を新設すると発表した。第1弾として、神奈川県相模原市で進めている大型プロジェクトを「GLP ALFALINK相模原」として開発する。

ブランドはクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏がデザインした。ブランドのコンセプトは、
・「Open Hub」=施設の「見せる化」を図り、自動運転実証実験の場などとして開放することで価値・事業創造拠点として運用することを目指す
・「Integrated Chain」=商品企画から配送までサプライチェーン全体を1カ所で統合、運営できるよう施設機能を配慮し、施設内で出荷・集荷が可能となる
・「Shared Solution」=自動化支援に注力し、物流ロボットのシェアリングサービスなどを展開する
――の3点を掲げている。施設内の先進設備を積極的に外部へ公開し、学生の職場体験なども行って人手不足改善への貢献を目指す考えだ。

1棟で最大30万平方メートル超、共用空間は地域住民にも開放

同施設は先進的な施設5棟を一体的に建設。総延べ床面積は約65万平方メートル、総開発費用は約1400億円で、一体開発する物流施設のプロジェクトとしては国内最大級となる。

全5棟の機能はそれぞれ
・GLP ALFALINK1 6階建て 20年2月着工、21年8月完成予定 延べ床面積約30万6000平方メートル
・GLP ALFALINK2 6階建て 21年5月着工、22年11月完成予定 約15万8000平方メートル
・GLP ALFALINK3 6階建て 22年8月着工、24年2月完成予定 約9万平方メートル
・GLP ALFALINK4 4階建て 23年2月着工、24年2月完成予定 約5万平方メートル
・GLP ALFALINK5 4階建て 23年2月着工、24年2月完成予定 約5万平方メートル
――と計画している。


5棟完成時のイメージ※クリックで拡大

このうち、ALFALINK1の西棟5階はトラックターミナル仕様として開発する方向で、大手運送会社が入居を予定しているという。

敷地中央エリアにはブランドのコンセプトを体現した直径約90メートルの環状にデザインされた共用施設「リング」を設置。レストランやコンビニ店舗、カンファレンスルーム、託児所、ジムを備え、施設の従業員らに開放、働きやすい環境整備に努める。地域住民にもオープンな場とし、物流がより身近なものと感じてもらえるスペースにすることを目指す。災害時の避難場所や物資集配拠点としての活用も想定している。

東京都内で同日記者会見した日本GLPの帖佐義之社長は「これまでは裏方だった物流施設が、事業を創出する場所として生まれ変わる」と語り、新たなコンセプトの実現により輸配送の効率化などより深い領域まで荷主企業や物流事業者の業務改善をサポートできると自信を示した。


新ブランドのマーク※クリックで拡大


新施設の敷地中央エリアに設けられる共用施設「リング」の完成イメージ(いずれも日本GLPウェブサイトより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)

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