日機装グループ、次世代船舶エンジンをサポートする燃料ガス供給システム開発

日機装グループ、次世代船舶エンジンをサポートする燃料ガス供給システム開発

多様な低炭素燃料に対応可能と想

化学用精密ポンプ大手の日機装は1月6日、傘下の米Clean Energy & Industrial Gasesグループ(CE&IGグループ)が、高効率な次世代のクリーン船舶向けに設計した新たな燃料ガス供給システム(FGSS)を開発したと発表した。

CE&IGグループが改良した燃料ガス供給システムは、燃料の種類を問わず、現行の380~420barという基準を大きく超える圧力を安定的に供給できるよう設計。造船業者や運航事業者がLNG(液化天然ガス)、エタン、アンモニア、水素などの低炭素燃料へ移行する中、同技術を駆使することで、船舶がこうした多様な低炭素燃料に対応できるようになると見込む。



多くの船舶は約320barで稼働するディーゼルシステムを利用しているが、同社は世界の海運業界が脱炭素化と厳しい排出規制に向けて急速に取り組みを進める中で、FGSSや代替燃料へのニーズが高まっているのに対応、新技術開発にこぎ着けた。

今回の技術革新は、海洋・陸上用途で420barを超える圧力で数千万時間に及ぶFGSSの運転実績を基盤にしており、CE&IGグループは海事市場に対して、380bar超で稼働するFGSSやその中核ポンプを40隻の船舶に供給し、累計50万時間以上の運転実績を蓄積しているという。

(藤原秀行)

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