ニチレイロジグループ、パナコネクト系の配送進捗管理システムを配車センターに採用

ニチレイロジグループ、パナコネクト系の配送進捗管理システムを配車センターに採用

問い合わせ対応時間が6分の1に短縮、待機時間管理も効率化

パナソニックコネクトは1月15日、傘下でベルギーのサプライチェーン効率化支援大手Zetes(ゼテス)が手掛ける配送進捗管理システム「ZetesChronos」(ゼテスクロノス)」に関し、ニチレイロジグループのロジスティクス・ネットワークが、1都10県の輸送網を支える配車拠点・関東配車センターに採用したと発表した。

拠店では1日に約100~200台の大型、中型トラックを運行する中で、配送日報は紙の帳票に手書きで行っていた。配送進捗の確認もドライバーへの電話連絡に依存するなど、人の手に頼った業務が多く残る中、「物流2024年問題」による労働時間の上限規制やトラックの待機時間削減に対応するため、現場業務効率化が急務になっていた。



ロジスティクス・ネットワークは課題の解消へ同システムを30台分導入し、商品の納品先からの問い合わせ対応のスピード改善とトラックの待機時間の把握を図ることにした。

同システムの導入以前は、「荷物がいつ届くのか」の問い合わせから回答まで30分以上を要することもあり、サービス品質と現場の負荷が課題になっていたが、導入後はウェブブラウザ上でリアルタイムに車両位置や到着時間を確認できるようになり、回答時間を約5分に短縮できたという。

従来はドライバーからトラックの待機時間を口頭で報告を受けていたのに対し、同システムの試験導入によってデータで正確に把握できるようになり、30分以上の待機が発生した際には、ドライバー端末からアラートを通知。データを根拠に納品先や運送会社と交渉できるようにしたという。

併せて、蓄積した待機時間のデータを分析することで、待機が多い拠点を考慮した配車計画の作成を進めることも検討している。

ニチレイロジは今後、課題解決に貢献するモデルケースとして試験導入後の状況をモニタリング・分析し、検品機能や帳票電子化も視野に入れ、同システムの機能を最大限利活用した、新たな進捗管理の仕組みを検討していく構え。

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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