イランへの攻撃受け、安全状況の迅速な情報提供など船員の保護措置強化
交通運輸産業の労働組合が加盟する国際組織の国際運輸労連(ITF)と使用者側の合同交渉団(JNG)は3月2日、米国とイスラエルによるイラン攻撃で緊張が高まっているのを踏まえ、ペルシャ湾とオマーン湾を結ぶホルムズ海峡とその周辺地域を「ハイリスクエリア」に指定したと発表した。
ITFとJNGで構成するIBF(国際団体交渉協議会)協約が適用される船舶の船員に対する保護措置を強化するよう船主や運航する海運各社に求める。
具体的には、安全状況に関する情報を明確かつ適切なタイミングで船員に提供したり、全ての契約や保険が完全に実施されているか確認したりすることなどを挙げている。
ITFとJNGは今後、ホルムズ海峡とその周辺地域を「軍事行動エリア」に格上げすることも検討する。格上げした場合は船員の保護措置をさらに拡充する。
(藤原秀行)












