アフターサービス網拡充や専門人材確保などに充当
物流など向けに商用電気自動車(EV)の企画・開発・販売を手掛けるフォロフライは3月18日、日本政策金融公庫神戸支店、みずほ銀行、りそな銀行、京都銀行、滋賀銀行の5行から総額10億円の融資(ベンチャーデット)を受け、資金調達を実施したと発表した。

第三者割当増資など株式の放出を伴わない「デット(融資)のみ」で調達した。
フォロフライは設立間もないスタートアップが、無担保・無保証でこの規模の調達を実現できたのは、生産設備を持たず外部に製造を委託し、自社は設計や販売などに特化するファブレス生産方式による収益モデルと、商用EV市場における将来性が多角的に評価された結果との見解を表明。
既存株主の構成を維持し、経営の機動性を保ったまま、アフターサービス網の全国拡大や専門人材の確保などに投資を集中させられるとアピールしている。
積載量1トンクラスの新型EVバン「F11VS」や、ラグジュアリーMPV「ZEEKR 009」の販売体制を強化するとともに、全国で拡大している認定工場(2026年1月現在 約210カ所)の連携体制をさらに強化する。
商用車で最も重要な「止まらない物流」を支えるため、整備士のトレーニングや部品供給体制をアップデートし、顧客が安心して導入できる環境の整備に努める。

ラグジュアリーMPV「ZEEKR 009」

F11VS
(藤原秀行)※いずれもフォロフライ提供










