500m手前で場所と長さを知らせ、迅速な判断支援
ナビタイムジャパンは5月19日、トラックドライバー向けカーナビアプリ「トラックカーナビ by NAVITIME」に関し、同日、新たに高速道路上の登坂車線の音声案内を開始したと発表した。
高速道路を走行中、登坂車線の開始地点からおよそ500m手前のタイミングで、登坂車線区間の長さを音声で案内する。
並行して地図上にも、登坂車線の開始地点と終了地点にアイコンを表示し、直感的に登坂車線区間を確認できるようにする。

(ナビタイムジャパン提供)
大型トラックや特殊車両のドライバーから要望が多く寄せられていたのに対応した。
車両重量のあるトラックの場合、急な上り坂ではアクセルを最大限に踏み込んでも速度維持が難しく、後続車との速度差が生じやすくなるため、一般の乗用車よりも早めに車線変更の判断をする必要がある。
登坂車線の区間長は、500mに満たない短いものから5km以上に及ぶものまで場所によってさまざまで、走り慣れない道路で区間の長さを知らずに登坂車線へ進入してしまうと、加速が不十分なまま、本線車両との速度差がある状態で本線への合流が必要になるなど、かえって危険を伴うケースもある。
そのため、事前に区間長を把握し、車線変更するか否かの判断をサポートすることは、安全な輸送を実現するための重要な情報になると判断、新機能開発にこぎ着けた。
新機能を活用することで、ドライバーは登坂車線の出現や終了(合流)地点を事前に把握できるため、周辺の交通状況に応じた最適な走行車線の選択が可能。
具体的には、余裕を持って車線変更や合流の判断ができることで、本線車両への急ブレーキ誘発や、立ち往生の防止にも寄与すると見込む。
さらに、区間の長さを把握することで、合流地点に向けた加速のタイミングや、最適なギア選択などを計画的に行えるようになり、スムーズな運行にもつなげられるとみている。
登坂車線の位置と長さが分かるため、道路の混雑状況などを見ながら、登坂車線を利用するかどうかの判断を、余裕を持って行えると想定。登坂車線を走るべきかという迷いや、渋滞の要因になってしまうのではという焦りから解放して、安全運転を支援する。
(藤原秀行)












