安川電機系のFAMS、製造・物流業向けに35㎏可搬の人協働パレタイザ発売

安川電機系のFAMS、製造・物流業向けに35㎏可搬の人協働パレタイザ発売

重量物対応とレイアウト自由度を大幅に向上

安川電機子会社で産業用ロボットなどを手掛けるFAMS(ファムス、新潟県見附市)は5月18日、最大35kg可搬の人協働ロボットパレタイザ「CoboPal3」(コボパル3)を6月、発売すると発表した。

CoboPalシリーズの最新モデルとして、可搬重量・設置エリア・パレット配置の自由度を大きく向上させ、これまで自動化が難しかった重量物や複雑なレイアウトにも対応できるようにしている。



FAMSは2021年10月より人協働ロボット「MOTOMAN-HCシリーズ」を用いたパレタイズシステム「CoboPal」を展開している。安全性と省スペース性、簡単操作を兼ね備えたパッケージ製品として製造業を中心に導入が進み、省人化や重筋作業の軽減、生産性向上を後押ししている。

新たに安川電機製の35kg可搬ロボット「MOTOMAN-HC35」を搭載した「CoboPal3」を開発した。

■一体型モデル
ロボット制御盤:架台内蔵タイプ
現場で実績を積み重ねてきたオールインワン型パッケージ。
パレタイズに必要な機能を一体化し、据付作業は最短1日、設置翌日から生産稼働が可能。

■SLIM型モデル
ロボット制御盤:別置きタイプ
現場レイアウトに柔軟に対応できる高自由度モデル。
制御盤を別置きにすることで、限られたスペースへのコンパクト設置から、最大4パレット配置まで幅広いレイアウトに対応する。顧客の生産ラインや設置条件に応じて、最適なレイアウトを提案できるようにしている。

20kg以上の重量物に対応し、これまで手作業に依存していたパレタイズ工程を自動化。作業者の負担軽減や腰痛リスクの低減に寄与し、省人化と作業環境の改善を同時に実現できると見込む。

顧客現場のワークに合わせたロボットハンドの設計・提案により、吸着と把持を組み合わせたハンド構成にも対応可能にしている。これまで難しかった袋や一斗缶、コンテナなど多様なワークへの柔軟な対応を可能にしているという。



従来機では難しかった高積載や広範囲でのパレタイズもカバー。さらに、最大4パレット配置など柔軟なレイアウト設計が可能となり、パレットのL字配置や多面配置にも対応。限られたスペースでも効率的なライン構築を実現し、生産性の向上と省スペース化を両立するとともに、現場のライン設計の自由度を大きく高められるとみている。

(藤原秀行)※いずれもFAMS提供

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