繁忙期の出荷処理能力を柔軟に増強可能と見込む
Gaussyは6月2日、物流ロボットサービス「Roboware」(ロボウェア)で、棚搬送型ロボットの新サービスとして、繁忙期など一時的な需要増加に応じてロボットの増設を行う「スポットレンタルサービス」の提供を開始したと発表した。
ユーザーは稼働中の棚搬送型ロボット環境に対し、通常運用を止めることなく必要な期間・必要な台数だけロボットを追加投入することが可能になると想定している。
最短1カ月・最少1台から利用できるよう設定しており、ピッキング処理能力を波動に合わせて柔軟に増強できるよう配慮している。

物流現場などでロボットを利用する際、通常期の物量に合わせて導入すると繁忙期に処理能力が不足する一方、繁忙期に合わせると通常期に遊休ロボットが発生するという問題を抱えている。
数台から数百台のロボットが同時稼働するGTP(Goods to Person)システムで構築される棚搬送型ロボットは、通常期と繁忙期を見越した固定台数で運用されるケースが一般的のため、ブラックフライデーや年末商戦などの繁忙期には一時的な処理能力不足が発生し、人海戦術による対応を余儀なくされるケースもあり、運用上の大きな課題となっていた。
こうした背景を受け、Robowareは稼働中のGTP環境へ短期間でロボットを追加投入できる「スポットレンタルサービス」の提供開始に踏み切った。
全国の複数拠点における棚搬送型ロボットの導入・運用実績と技術ノウハウを活かし、通常稼働を止めることなく迅速にロボットを追加・撤去できる体制を構築する。
既に棚搬送型ロボットを利用中の既存顧客に対して波動対応を支援するのに加え、これから保管・ピッキング工程の自動化を検討する企業に対し、棚搬送型ロボットを「固定資産化する自動化機器」ではなく「繁忙期に合わせて出荷能力を強化できるGTPシステム」として、柔軟で価値のある自動化の選択肢を提示できるようになると見込む。
稼働中のGTP環境に対し、最短1カ月でロボットの増設を完了させられるとみている。追加導入時の設定はRobowareエンジニアが現地で対応する。

(藤原秀行)※いずれもRoboware提供










