商船三井、自動車船向けバイオLNG燃料使用拡大へ新たにスイスのエネルギー大手とターム契約締結

商船三井、自動車船向けバイオLNG燃料使用拡大へ新たにスイスのエネルギー大手とターム契約締結

北西欧州に続き地中海でも、ライフサイクルベースで温室効果ガス大幅削減見込む

商船三井は6月18日、運航しているLNG(液化天然ガス)燃料自動車船でバイオLNG燃料の使用を拡大するため、地中海でのバイオLNG供給に関してスイスのエネルギー大手Axpo(アクスポ)と新たにターム(期間)契約を締結したと発表した。

昨年3月に開始した北西欧州(ベルギー・ジーブルージュ港)でのバイオLNG燃料供給契約に続き、地中海地域(スペイン・マラガ港、バルセロナ港)でも、商船三井が運航する自動車船向けバイオLNG燃料の供給が可能になった。




本船CIELO ACEにバイオLNG燃料を供給する様子(プレスリリースより引用)

バイオLNG燃料は、主に家畜の排泄物や生ごみなどのバイオマスから生成されるメタンを液化している。既存のLNG燃料供給インフラを活用しながら、ライフサイクルベースで温室効果ガス排出量を大幅に削減し、カーボンニュートラルを実現できると期待されている。

今回、新たに供給を受けるバイオLNG燃料は、燃料の製造から消費までのライフサイクルベースで炭素強度(エネルギー消費当たりの二酸化炭素排出量)が-15g-CO2/MJ以下に収まり、従来の重油舶用燃料1tを当該バイオLNG燃料に置き換えるごとに、約4.5tのCO2排出削減が見込まれるという。

当該のバイオLNG燃料は品質に関するISCC-EU認証(国際持続可能性カーボン認証)を取得済み。

(藤原秀行)

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