物流連が学生向けに5日間のインターンシップ開催、119人参加

物流連が学生向けに5日間のインターンシップ開催、119人参加

今年で6回目、業界研究セミナーや座談会など実施

日本物流団体連合会(物流連)は8月26~30日の5日間、東京都内で会員企業30社と連携し、「第6回物流業界インターンシップ」を開催した。物流連が9月3日に結果を発表した。

物流連によると、2014年から毎年実施している。今回は初日に参加企業各社が設置したブースを参加学生が自由に訪れることができる「業界研究セミナー」を実施。2~4日目にかけて参加者は各企業を訪れ、物流拠点の見学や座学の講義、座談会、ビジネスシミュレーションゲームなどのカリキュラムを体験した。

最終日は国土交通省物流政策課の担当者が「日本の物流政策について」と題して講演。物流の現状や政府が閣議決定した「総合物流施策大綱」の内容を解説した。その後は物流業をテーマとした企画提案型のグループワークを開き、参加者は20チームに分かれて議論・意見交換し、2チームごとにその成果をプレゼンテーションした。

午後には参加企業スタッフ39人と学生による座談会をローテーション方式で計3回行い、個々の学生からの質問に答えた。最後に物流連の宿谷肇事務局長が「学生目線で見る物流業界」をテーマに掲げ、物流業全般を総まとめした講演会で締めくくった。

物流連は今後、年末に予定している「第6回物流業界研究セミナー東京」と来年2月に計画している「第2回物流業界研究セミナー大阪」の準備を加速する構え。


インターンシップの模様(物流連プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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