国内最大級の受電容量備えたAIデータセンター、鹿児島・薩摩川内で建設へ

国内最大級の受電容量備えたAIデータセンター、鹿児島・薩摩川内で建設へ

台湾のベンチャーキャピタルなど、8500億円投資

鹿児島県薩摩川内市は7月18 日、台湾のベンチャーキャピタル、中華開発資本(CDIBキャピタルグループ)と日本の信越科学産業が共同出資している凱信数基(カイシンデジタルインフラストラクチャー)と、AIデータセンターの建設に向け、立地協定を締結したと発表した。

凱信数基は今年1月、データセンターの建設・管理・運営を目指し、九州電力の火力発電所跡地に開発した脱炭素関連技術の利用を目指す施設「サーキュラーパーク九州」内で発足。今年2月には凱信数基、鹿児島県、サーキュラーパーク九州、九州電力、薩摩川内市の5者がAIデータセンターの早期開設に関する覚書を締結、データセンター開設の準備を進めていた。

サーキュラーパーク九州敷地内で、実証運用から開始した後、段階的な拡張により、国内最大級となる累計350MW規模のAIデータセンターを整備する。投資額は最大で約8500億円の見通し。2027年度に一部が稼働を始め、30年代前半にかけて順次拡張する計画という。

薩摩川内市は、サーキュラーパーク九州敷地全体で別途、約2兆円相当の AIデータセンターサーバー関連投資の創出が見込めると説明している。


立地協定を結んだ(左から)鹿児島県・塩田康一知事、凱信数基・南怡君(ナン・イージュン)代表取締役、薩摩川内市・田中良二市長(同市ウェブサイトより引用)

(藤原秀行)

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